今まで大丈夫だったのに、7ヶ月頃になって便秘がちになる赤ちゃん。
実は結構いるので、安心してください。
我が家も同じような状況で心配しましたが、多くの赤ちゃんが経験する道です。
焦らずに1つずつ原因を潰していきましょう。
この記事では、7ヶ月頃に便秘になる原因や理由と、我が家の体験から考えた対処法をまとめています。
7ヶ月頃から便秘になる赤ちゃんが増える
7ヶ月は、離乳食が1回食から2回食に変わるタイミングです。
今まで排便もスムーズだった赤ちゃんが、急にうんちをしなくなる事があります。
その原因の1つとして、赤ちゃんの腸内環境がポイントになってきます。

大人と違って、赤ちゃんの腸内は未熟です。
食物がたくさん入ってくると、消化が追いつかなくなります。
消化が追いつかず、排便が困難になり、便秘がちになってしまいます。
なぜ7ヶ月から便秘が増えるのか?

7ヶ月で便秘の赤ちゃんが増える理由
7ヶ月頃を境に、便秘がちになる赤ちゃんが増える原因を掘り下げてみます。
- 母乳を減らすことで水分不足
- 消化力が追いついていない
- 食べるのに運動ができない
①母乳を減らして水分不足になる
離乳食を始めて、授乳の量を減らすママもいるかと思います。
離乳食を食べさせるために、母乳を減らしてお腹を空かせる必要があります。
しかし、授乳の回数を減らすことで、便を出しにくくさせてしまう場合があります。

授乳の回数を減らす場合は、それに代わる水分を赤ちゃんに与えてあげましょう。
そうすることで、水分不足は解消できます。
②腸内環境・消化力が追いついていない
離乳食を食べはじめるようになっても、まだまだ赤ちゃんの腸内は未熟です。
食べる量に見合った消化力がない場合がほとんどです。
また、急激に与える物を変えないことも大切です。
- 7ヶ月になったら、これが食べられる
- 8ヶ月になったらから、これもいける
少しずつ食べられるものを増やしていけるようにするだけで十分です。
ママの気持ちが先走りしすぎて、赤ちゃんのペースを無視しては意味がありません。
あくまでも、赤ちゃんのペースを一番に考える事が大切です。
③食べるのに運動ができない
7ヶ月になると、離乳食を食べるようになって、1ヶ月近くが経過していると思います。
7ヶ月くらいの月齢なら、ハイハイやつかまり立ちはする子は普通にいます。
食べるのに、運動不足で便秘がちになる赤ちゃんはたくさんいます。
友達の子は生後5ヶ月でお座りやハイハイをしていましたし、生後7ヶ月では既に何歩か歩いていました。
なので、生後7ヶ月でお座り、ハイハイ、つかまり立ちはかなり普通か、若干遅めだと思います。
引用:Yahoo!知恵袋
ただ、赤ちゃんにも個人差があるので、中には7歳で何もできない子もいます。
我が家の長女は、体重が重く、自分の体重を支えることができませんでした。
そのため、7ヶ月でつかまり立ちすらできない状態でした。

うちの子のように、食べるのに全く運動をしないと、便秘になりやすいです。
事実、当時のうちの長女は5日は出ない便秘でした。。
1歳を超えてからは、動けるようになり、便秘もなくなりました。
7ヶ月頃の便秘を疑うのは何日?
7ヶ月頃になって、便秘にシビアになる方もいるはずです。
ただ、1日や2日くらいならまだ便秘と判断するには早いでしょう。
今までに1日2回以上ウンチが出ていた赤ちゃんなら、2日全く出ないのは問題です。
しかし、1日1回くらいの便通であれば、それほどシビアに考える必要はありません。

私たち親からすれば、2日出ないのは完全に便秘だと考えます。
でも、消化機能が未熟な赤ちゃんは、5日くらい様子を見ても遅くはありません。
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2回食で急に便秘になっても焦らない

育児ノイローゼで焦らない
赤ちゃんが便秘になると、ママは赤ちゃん以上に深刻になる事がありますよね。
しかし、あなたの子と同じように便秘に悩んでいる赤ちゃんはたくさんいます。
子供を育てるということは、これからきっと色々な場面が出てきます。

あまり神経質に捉えてしまうと、赤ちゃんにママの焦りは伝わってしまいます。
不思議と赤ちゃんは、ママの心理状態を察知しています。
ピリピリとしている心理状態だと、余計に赤ちゃんの便秘を助長させてしまう事もあります。
7ヶ月頃の便秘で試したい対策
7ヶ月を過ぎてからの便秘で我が家が意識して試してきた対策をご紹介します。
効果は赤ちゃんによりますが、やってみる価値はあります。
我が家で試した対策は4つです。
- 水分を多めにとる
- 油分の摂取をする
- 食物繊維を取り入れる
- オリゴ糖を混ぜる
水分を多めにとる
離乳食の時期は、どうしても食物を多くあげることに気が取られがちです。
赤ちゃんに水分を摂らせる事を忘れてしまうことがあります。

また、2回食にすることで、おっぱい好きだった赤ちゃんが、母乳も嫌がることもあります。
赤ちゃんによっては、ミルクも拒否することもあります。
こうした時、代わりになる水分を与えることを意識しておくだけで変わってきます。
油分の摂取をする
2回食で便秘かなと思った時には、油の摂取も効果的です。
油分を摂ることで、ウンチを柔らかくすることができます。
油でウンチの滑りが良くなることも提唱されています。
最初から油を与えるのが心配なら、まずはバターを試してみて下さい。
バターは脂肪分が母乳と同じなんです。
つまり、赤ちゃんにとっては吸収されやすく、母乳と同じ成分で安心です。
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食物繊維を取り入れる
離乳食を食べているから、ウンチは溜まっているはずです。
ウンチが出せないのは、ふんばる力が足りていないのかもしれません。
そんな時は、食物繊維の力を借りるのもアリです。

離乳食でも使える食物繊維が豊富な食材と効果的な摂取方法をまとめています。
オリゴ糖を混ぜてみる
食物繊維と併用して使えるのが、オリゴ糖です。
オリゴ糖は、自然素材から作られているものを選ぶと安心です。

スーパーなどで市販されているオリゴ糖よりも安全なものをまとめました。
カイテキオリゴ
カイテキオリゴは、天然素材をベースに作られたオリゴ糖です。
サラサラで吸湿しないので、長期間の保存も安心です。
何にでもさっと溶けるため、ミルクや離乳食にも混ぜて使えて便利です。
はぐくみオリゴ
はぐくみオリゴは他の商品と比べて、1番オリゴ糖の配合が多い商品です。
10日と少し短いですが、返金保証もあり安心して使えます。
カロリーが低く、美容やダイエット目的としても使えるオリゴ糖です。
7ヶ月の2回食の便秘【まとめ】
離乳食に慣れはじめた7ヶ月に便秘になる赤ちゃんは少なくありません。
しかし、親である私たちが焦っていては赤ちゃんも不安になります。
原因を理解して、1つずつ問題を潰していけば大丈夫です。
