カイテキオリゴを使って虫歯になってしまうのでは?という疑問があったので少し調べてみました。
カイテキオリゴのホームページを見てみると、砂糖のようなほのかな甘さと書いていますが、実は何も問題はありません。
カイテキオリゴを赤ちゃんに飲ませていて虫歯になるというのは、単なる噂です。
ただ、完全に虫歯にならないというわけではなく、あくまでも虫歯になりにくいということです。カイテキオリゴも食品なので、必ずしも虫歯にならないということはないので、注意は必要です。
カイテキオリゴは虫歯になりにくいオリゴ糖
カイテキオリゴは、数種のオリゴ糖と少しの糖分でできるているため、虫歯を心配するような成分は含まれていません。
オリゴ糖は、母乳やミルクにも含まれる成分で、赤ちゃんに心配となるようなものは一切含まれていないので、安心して使えるのが特徴です。
オリゴ糖と言うように、もともとオリゴ糖は糖分からできているので、甘くて当然なのですが、カイテキオリゴは飲み物や食べ物に混ぜて与えることを前提として開発されており、味を変えないように 『ほんのり甘い』 配分に調整されているのです。
カイテキオリゴの甘さやカロリーについて
カイテキオリゴの計量スプーン1杯5g分で砂糖とカロリーや甘さを比較してみました。
砂糖 | カイテキオリゴ | |
カロリー(5gあたり) | 19kcal | 11kcal |
甘さ | 甘い | 砂糖の1/4程度の甘さ |
砂糖でも虫歯になりやすいというわけではないのに、カイテキオリゴはさらに甘さも控えめでカロリーは砂糖の約半分となっています。
砂糖よりも甘くなくて、カロリーも控えめであるということがカイテキオリゴが虫歯になりにくいと言われる理由なんですね。
カイテキオリゴを使っていて、虫歯を気にした方がいい時
虫歯にはなりにくいと言われているカイテキオリゴですが、虫歯を気にした方がいい時もあります。
カイテキオリゴ単体では虫歯の危険性はほぼありませんが、同時に摂取する食べ物によって虫歯の危険があるということを覚えておかなくてはいけません。
新生児のうちは母乳やミルクのみしか口にすることがないので、虫歯に対してはそこまで神経質になる必要はありませんが、離乳食が始まっている赤ちゃんはいろんな食べ物を口にすることが増えてきます。
カイテキオリゴは基本的な使い方として、何かの食べ物や飲み物に混ぜて使うことが多いため、一緒に口にする食べ物によっては、食後のケアが必要となってきます。
離乳食が始まっている赤ちゃんの場合は、食後の歯磨きを忘れずにしてあげましょう。
虫歯になりにくいからと言って、カイテキオリゴを食事と一緒に取り入れることはいいのですが、歯磨きを忘れて虫歯になってしまっては意味がありませんからね。