はじめての出産をされた方は、何もかも初めてでわからないことばかりですよね。
ぐずるだけでも大変なのに、赤ちゃんが便秘だったら、どうすればよいのか分からなくなることも少なくはありません。
まずは、赤ちゃんの便秘が何日目からを便秘というのかを知ることから始まります。具体的な基準なども交えてお伝えしていきたいと思いますので参考にしてみてください。
赤ちゃんの便秘の基準は難しい
当たり前ですが、赤ちゃんは便秘であることを言葉で伝えることはできません。
その為、ママがそのサインを見逃してはいけないのですが、どこからが便秘なのかという判断が難しいです。
一般的に、小児科ではうんちが出なくなって7日目以降が便秘と診断されます。
それ以外にもミルクの飲みが悪かったり、嘔吐したりという症状がある場合があります。では、赤ちゃんが便秘になる考えられる原因について考えてみましょう。
おおまかな便秘の原因
- 母乳不足
- 生活リズムの崩れ
- 運動不足
- 排便痛による排便拒否
- 離乳食開始時による水分不足
特に今回は母乳不足に注目してみたいと思います。母乳育児の場合は、目に見えてあげている量が分かるわけではありません。
そして、飲んでいるけれど、実際は飲めていないケースがあります。
うちの子も母乳で育てていましたが、飲めていると思いそのままにしていたら便秘になることもありました。どの家庭にもデジタルスケールがあるわけではないため目安すら分かりません。
離乳食が始まると、母乳やミルクの摂取量は一気に減りますのでそのぐらいになると便秘の目安はまた変わってきます。大体5日たっても出ていない場合は便秘の疑いを持つようにしましょう。
赤ちゃんの便秘の判断基準は?
赤ちゃんが便秘かどうかという基準として、以下の項目に該当する場合は、便秘の可能性が濃厚ですので医療機関を受診してみて下さい。
- 機嫌が悪い
- 食欲がない
- 嘔吐がある
- お腹が張っている
- 熱などがある
- 体重増加が見られない
消化器系の発達がまだまだ未熟なことも原因していますが、先天性の病気が隠れていることもあります。そのため、1週間以上便が出てない場合は必ず受診してかかりつけ医の診断を受けてください。
元気であったとしてもうんちがいつまでも滞留しているのは体にとっては良いことではありません。
赤ちゃんの健康の判断材料はうんちの状態と言っても過言ではないのです。
赤ちゃんの便秘はママが気にしすぎないことが大切
少しの間、排便がなくても機嫌が良ければ特に問題はありませんが、ママとしてはとても気になるところですよね。
赤ちゃんが苦しんでいる姿を見るのは、パパもママも正直辛いものです。
病院へかからず自分の手でできる便秘の解消方法として、いくつかの方法がありますのでご紹介します。効果は期待できますよ。
メモ
- 綿棒浣腸
- 「のの字マッサージ」
- 糖水をあげる
上記に記載した解消方法を是非試してみてください。ただし、それぞれに注意点があります。
綿棒浣腸の基本やのの字マッサージのやり方や注意点については、こちらを参考にして下さい。
赤ちゃんの便秘で困った時の切り札!綿棒浣腸の基本と注意点とは?
糖水は10%濃度程度が効果的です。あげ過ぎると母乳やミルクを飲まなくなってしまうためあげ過ぎに注意が必要です。
何よりも便秘だからと神経質になり過ぎないよう気を付けてください。ママやパパが焦っていると赤ちゃんは感じてわかってしまうものです。
運動不足も便秘の原因とされているので、赤ちゃんが運動と思われるかもしれませんが、足をもって動かしてあげるだけでも変わってきます!是非試してみてください。
育児には、この答えが一番正しいというものはありません。それと同じように便秘対策もこの答えだけが正しいということはありません。
赤ちゃんが便秘解消するために試す方法はいくらでもあるということです。
その子に応じた便秘解消方法を早く見つけてあげることが一番の解決方法になるので、試行錯誤しながら試していきましょう。