赤ちゃんの便秘にオリゴ糖は良く使われていますが、オリゴ糖と一言で言ってもいろいろと種類があります。
いざ使ってみようと思っても、はじめは何を選べばいいのかわからないですよね。良く使われているオリゴ糖は、粉末タイプのものとシロップタイプのものがあります。
大人が使うのであれば、どちらでも問題はありませんが、赤ちゃんに使うとなると話は変わってきます。結論は、 粉末タイプ のオリゴ糖を使いましょう。
ここで気にしたいのは、オリゴ糖の含有量です。簡単に粉末タイプとシロップタイプののオリゴ糖の特徴を調べてみました。
オリゴ糖の種類【粉末とシロップの違い】
市販されているオリゴ糖には大きくわけて、粉末タイプのものと液状のシロップタイプのものがあります。
まずは粉末タイプのオリゴ糖とシロップタイプのオリゴ糖の特徴について調べてみました。
粉末とシロップのオリゴ糖
粉末タイプの特徴
- 含まれるオリゴ糖の比率が多い(90%以上)
- 値段が高い
- 国内産である
シロップタイプの特徴
- オリゴ糖の比率が少ない(30~50%程度)
- 値段がかなり安い
- 中国産が多い
一番気になるのが、その値段です。粉末タイプは、150gくらいで2500円くらいするのに対して、シロップタイプは1kgで400円程度で売られているものもあります。
その安さからまず本当に大丈夫か?となりますよね。安すぎると、人間逆に不安になってしまうものです。
これは正解で、シロップタイプのオリゴ糖にはオリゴ糖だけではなく、添加物や甘味料が含まれていることがほとんどです。
含まれるオリゴ糖は、イソマルトオリゴ糖が中心となります。シロップタイプのオリゴ糖の味をみてみると、かなり甘く感じます。
これは甘味料や糖分が多く含まれていることを意味しており、オリゴ糖自体の含有量が少ないということを意味しています。
オリゴ糖というくくりで考えると、少なからず効果はありますが、添加物が含まれているため、赤ちゃんに使用するという点ではおすすめできません。
オリゴ糖は純度の高さがカギ
シロップタイプのオリゴ糖に含まれるオリゴ糖は、ほとんどが1種類ですが、粉末タイプのオリゴ糖で有名なカイテキオリゴは7種類のオリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖は1種類だけ含まれていても、あまり効果はありません。
オリゴ糖は腸内に住む善玉菌に働きかけ、うんちを出せるように呼びかけをしてくれます。
腸内には実に30種類以上もの善玉菌が生息しており、便秘解消にはこれらの善玉菌と仲良くなることが必要になります。
そこで、1種類の善玉菌と仲良くなれて活性化させることができても、残りの何十種類もの善玉菌を活性化させることはできません。
しかし、カイテキオリゴであればシロップタイプとは違い、含まれるオリゴ糖が多く、より多くの善玉菌を活性化させることが可能になります。
また、遠く離れたいろんなところに住んでいる善玉菌にもうまくエサを与えることができるような配合をしているので、より善玉菌と仲良くなりやすい点もカイテキオリゴの特徴の1つです。
オリゴ糖は数が多ければ多いほど、腸内の善玉菌と仲良くなることができます。
オリゴ糖は値段で決めない方がいい【まとめ】
赤ちゃんに使うものはタオルであれ、食べ物であれ安いものは避けた方がいいです。
その安全性が確認できて安いのであれば、問題はありませんが、安いものってだいたい何かいらないものが入っていることが多いですよね。
オリゴ糖について言えば、添加物や糖分などが該当します。
赤ちゃんは大人と違って、胃腸の発達もまだまだ未熟で成長段階です。子供は成長するにしたがって、いろいろとお金も必要になってきて、2人目や3人目の子となってくると、ついついこれでもいいかなとなってくることもよくあります。
我が家も1人目の時は、何から何まで気にして安全性を調べまくっていましたが、2人目になると徐々にその安全に対するレーダーは薄くなっていたような気もします(笑)
ただ、その中でも口にするものだけは2人目の時も同じようにしっかりと調べていました。オリゴ糖は赤ちゃんの体に直結して関係してくるものなので、目先の値段だけにとらわれないことが大切ですね。