カイテキオリゴを飲ませていて、ある日飲ませるのをやめたらどうなるのかって気になりますよね。
赤ちゃんだけではなく、大人でも同じ事ですが、便秘だった赤ちゃんが飲んで間もない段階でカイテキオリゴを飲むのをやめると、また便秘に戻ってしまうことが多いです。
今回はカイテキオリゴを使って、便秘が改善されてきた我が家の子供を例にとって、持続性のないカイテキオリゴの上手な使い方までを解説していきたいと思います。
カイテキオリゴをやめるとまた便秘に戻る理由
カイテキオリゴは便秘薬でもなければ整腸剤でもありません。位置づけでは、健康食品やサプリメントにあたります。
つまり、カイテキオリゴを少し飲んだからといって、赤ちゃんの便秘を継続的に改善することは難しいのです。
一時的におなかの中の善玉菌に声掛けをしてくれて、動いていなかった善玉菌を活性化させて、その結果、うんちが出るようになるという仕組みですね。
カイテキオリゴを飲むと、善玉菌はよく動いてくれますが、また活動をストップさせて休憩してしまいます。
継続的に便秘を改善させるためには、この善玉菌が普段から動いてくれるように長い間声掛けをしていかなければなりません。
便秘の赤ちゃんの腸内に住んでいる善玉菌は、普段から動く癖がついていないため、声掛けをしてもらわないと自発的に動かないようになってしまっているんですね。
うんちのよくでる赤ちゃんの腸内は、普段から善玉菌の動きが活性化されているため、カイテキオリゴを飲んで声掛けをしてもらわなくても、勝手に動いてくれるわけです。
綿棒浣腸のように完全にその場しのぎの対策ではありませんが、1度や2度使ってうんちが出るようになったからと言って、そこでカイテキオリゴの使用をやめてしまうと、ほとんどの赤ちゃんはまた便秘の日々に戻ってしまいます。
我が家の赤ちゃんにカイテキオリゴを使った時の事例
我が家には1歳になる長女と3歳の長男がいます。
ママと長男、長女の3人でカイテキオリゴを実際に4ヶ月間使ってみたのですが、最初の方はカイテキオリゴを飲む間隔を空けたり、やめたりすると顕著にうんちが出なくなるということがありました。
しかし、カイテキオリゴを使っている時間が経つにつれて徐々に間隔を空けてもうんちが出なくなることが減ってきました。
最後の4ヵ月目になると、カイテキオリゴなしでも普通にうんちへ行けるようになったほどです。
赤ちゃんにもいろいろな子がいて、個人差があるので一概には言えませんが、なかなかひどい我が家の2人が今ではうんちへ行けるようになっているのは事実です。
最初の飲み始めは、飲んだ時か翌日くらいに効果が出てきて、うんちへ行けるようになっていましたが、使っているとだんだんその間隔も狭くなってくるので継続して使っていくことが大切だと身をもって経験しました。
カイテキオリゴなしでもうんちを出せるようになるために
これからカイテキオリゴを使ってみよう、試してみようと思っている方が一番気になるのはその効果ですよね。
実際にカイテキオリゴを使ってすぐに効果が得られたというママさんも多くいますが、普段から5日~1週間くらいうんちが出ない赤ちゃんに使う場合はそう簡単に効果が出ないことがほとんどです。
我が家の赤ちゃんもそうでした。そんなひどい便秘気味の赤ちゃんの便秘を改善するために必要なことはただ1つだけです。
最低でも1ヵ月以上はカイテキオリゴを使ってみること
シンプルにこれにつきます。他にも効果の出やすい細かい飲み方や使い方もありますが、1週間くらい使ってダメというのは、赤ちゃんの腸内環境がまだ整っていないからです。
普段から慢性便秘気味という赤ちゃんの場合は特に時間がかかることを覚えておきましょう。
焦ってママがバタバタしたり、イライラしていると赤ちゃんにもその気持ちは伝わるものです。気長に様子を見ながら赤ちゃんの便秘と寄り添ってあげましょう。