赤ちゃんが、便秘で悩んでたら改善してあげようと親であれば誰もが必死になりますよね。わらにもすがる思いになるのは当然です。
小さい体で苦しむのを見るのは、親も辛いです。
赤ちゃんの便秘解消によく使われるものの代表例として、麦芽糖やマルツエキスなどがあります。そこで今回は、麦芽糖の効果やマルスエキスなどの効果などを調べていきたいと思います。
マルツエキスと麦芽糖
マルツエキスは昔からあり、赤ちゃんの便秘解消にずっと役に立ってきました。
赤ちゃん用の便秘薬として明治39年ごろより販売されています。マルツエキスとは、一体何なのかが気になるところですよね。
マルツエキスは主成分が麦芽糖で作られています。麦芽糖って良く聞く言葉ですね。
麦芽糖とは、トウモロコシやジャガイモやさつまいもなどに含まれたデンプンなどが糖化されたものです。
ブドウ糖が2つくっついたもののことを言います。
麦芽糖は、分解吸収がされにくい・酸に強いという特徴を持っており、大腸まで届くという効果があります。その結果、大腸で消化吸収されるため善玉菌のえさとなり腸が活発に動くことが出来るようになります。
その為、便秘解消に最適とされているわけです。
さつまいもは不溶性の食物繊維であり、水に溶けにくい性質があります。そのため腸まで吸収されず到達し、腸内で便のかさが増すために便通が良くなります。
さつまいもに含まれるヤラピンは、腸の働きを活発にする作用があります。
さつまいもに含まれるヤラピン
熱に強いヤラピンは、加熱しても成分が失なわれないため、調理方法はどの方法でもいいのです。
それ以外にも麦芽糖の効果により、便が柔らかくなりやすいという効果があるとされています。
さつまいものデンプン質は、レジスタントスターチと呼ばれ、レジスタンスターチは、酢酸や有機酸に変化します。
有機酸は腸内環境を整える効果があるため、便秘解消などにも役立ちます。さつまいも効果ってすごいですよね。
麦芽糖を摂る時に気をつけること
麦芽糖は、砂糖の30%程度のカロリーしかありませんし、甘みも砂糖の30%程度とされています。そのため、きちんと歯の手入れをしたら虫歯にはなりにくいと言われています。
注意点としては、低年齢から摂取できるため摂取分量を間違えないようにする必要があります。
麦芽糖は摂りすぎると糖尿病を引き起こす可能性があります。
子供も例外ではありませんので注意が必要です。また、摂りすぎによって腸内環境が活発化しすぎてしまい、お腹が下ってしまうこともあります。
麦芽糖で効果が見られない時は?
どの方法に関してもですが、個人差や食事内容等で当然効果は変わってきます。
麦芽糖で効果が見られない場合は、当サイトでも紹介しているカイテキオリゴを使ってみてください。
麦芽糖よりもオリゴ糖の方が善玉菌を増やせる効果が強いです。
味もほぼ無く、何にでも混ぜて飲ませることができて、赤ちゃんにも使いやすく、便秘解消に役立ちます。麦芽糖と違って、糖分が少ないため、虫歯にもなりにくいので是非試してみてください。
実際にカイテキオリゴを使っていて、効果が見られないという時はこちらの記事も参考にしてみてください。
身体によいと言われていても子供によっては、全ての赤ちゃんが同様に症状が改善するというわけではありません。赤ちゃんに合わせた対応方法で上手く調整してみてくださいね。